松柏学園職員インタビュー

松柏学園の各パートで働く職員に業務内容やどんな思いで働いているのか等、インタビューを行いました! 松柏学園で働く職員の実際をお届けします。 


松柏学園の業務内容を教えてください。

 
米田:平日は6:30に子どもたちを起こして、布団を畳みます。その間に着替えを促し、顔はまだ自分で洗えない子が多いのでタオルを濡らしてあげて拭きます。現在入所中の5名はみんな幼稚園に通っているため、全員を連れて8:30に登園します。14:00に迎えに行き、帰園後はおやつを食べ、おもちゃやブロック等で遊んだ後、男女別でお風呂に入れます。夕食が終わり、19:00~パジャマへの着替えを促した後、絵本を読んだり一緒にTVを見たりして過ごし、20:00就寝なので寝かしつけをします。子どもたちが幼稚園に行っている間にトイレやお風呂、居室の掃除をしたり休憩に行ったりします。時間が決まっていてバタバタするので焦らないように気をつけています。

 高橋:学童パートには小学1年生~高校3年生の男児がいます。6:30に子どもたちを起こし、着替えの声掛けをした後、前日に畳んだ洗濯物を子どもたちに渡します。朝食が終われば登校を促し、小学校1年生の児童は送迎を行います。15:00に小学生が下校してくると、宿題を1人か2人の職員で見ます。17時~は2人ずつお風呂に入れていきます。18:00に夕食を食べた後、子どもたちはゲームをするので、その間に洗濯物を畳んだり洗い物をしたりします。20:00~寝る準備の促しや、順次寝かしつけをします。21:00に小学生が就寝した後は、中高生との時間を過ごします。 

吉川:中高生女児の小規模では、職員は平日朝6:00に起きてお弁当と朝食を作ります。6:30に子どもたちが起きて順に登校します。登校後は掃除や洗濯をします。中学生は門限が18:00、高校生は20:30なので、帰って来た子から順にご飯を食べます。土日は3食ご飯を作っています。中高生なので、自分でできることは自分でするため、職員はできているかの確認をしています。子ども主体でのんびりと、一緒にご飯を作ったり一緒に買い物に行ったりして過ごしています。小規模職員は断続勤務が少なく、夜勤と遅番の職員で回しています。 

吉本:小学生女児の小規模では、6:30に子どもを起こしつつ朝ご飯作りをします。登校準備ができた子は手伝う子もいます。8:00前に子どもたちが登校した後は、掃除をしたり買い出しに出かけたりすることもあります。子どもたちが帰ってきたらリビングで宿題を見ます。夕食後洗い物や洗濯は基本的に自分でしますが、子どもに合わせて一緒に干したり洗ったりします。夜はTV等自由に過ごし、21:00には就寝します。


児童対応以外の業務にはどんなものがありますか? 

吉川:小規模は土日の食事を職員が作るので、大部分が料理です。

 

吉本:元々料理は苦手だったのですが、レシピ本を見たり栄養士さんが考えてくれたレシピを参考にしたりして作っています。子どもたちはおいしいと言って食べてくれるので作りがいがあります。 

米田:児童相談所や保護者、子ども園への連絡等、子どもがいるとフロアを離れることができないため、登園後朝の時間にできることをするようにしています。 

リーダー業務にはどんなものがありますか?

吉本:勤務表を作成したり、新たに園内で決まったことをパート職員に周知したり、管理職とパートやケースの相談をしたりしています。また、パート会議やケース会議等、会議の内容を考えます。年数を重ねて、以前であれば何を言われているのか理解できていなかったことも、管理職が何を考え、どのような意図でその話をしているのかが分かるようになってきました。

松柏学園では令和6年度から2つ目の小規模「いちご」を開設しましたが、小規模の良さはどんなところですか?

 吉本:まずは出来立てでキレイです!子どもが少なく、自分の時間を過ごしやすいところが良いと思います。家庭での生活と同様に洗濯物を乾燥機で回すのではなくさっと干せたり掃除がしやすかったりします。 

 

吉川:職員が料理をするので、子どもが食べたいものを一緒に作っておいしいねと言いあえるのが良いと思います。子どもの好みに合わせて味付けができるのも良いところだと感じます。最大7人分を作るので、慣れるまでは量の調節が大変でした。後は、子どもとの時間が取りやすいのも良いところです。一緒におやつを食べたり、お互いの好きなものの話をしたり、時には職員の好きなアーティストのライブ映像を流して盛り上がったりもしています! 

松柏学園の魅力は何だと思いますか? 

 

吉本:20代の職員が多いことですね!元気で個性豊かな職員がいるので楽しく働けています。 

 

高橋:ヘリコプター体験やスケートイベント等、子どもと一緒に出掛けるのが楽しいです。子どもも楽しんでいますが、自分も経験したことのないようなことができて、純粋に楽しいです。 

 

吉川:松柏祭も楽しいです! 


米田:私は職員の仲の良さが一番の魅力だと思います。困ったことがあっても先輩に相談しやすいです。


 実際松柏学園の人間関係はどんな感じですか? 

吉本:仲良いですね!

 

高橋:初めから仲が良さそうだなと思って見ていましたが、実際先輩に頼りやすく、必要に応じて助けてくれます。学園内のルールに疑問を持った時に、先輩に尋ねるとこういう経緯でできたと教えてくれます。仲は良いと思います。

 

吉本:現場職員としてまとまりがでてきたなと思います。今の4年目の職員は同期が多いので、年齢が近い分やりにくさはないのかなと思いますが、どうですか? 

米田:最初は同期が10人いて、比べられるのが嫌だったのですが、4年目になり、パートがそれぞれ違ってもこういうことがあったと相談できて、同期がいて良かったと思います。同期に日々の困りごとを相談することで息抜きができています。

 

高橋:自分たちは同期が4人ですが、先輩ばかりだと緊張するので、同期とは話しやすく、いて良かったなと思います。

働いていて自分が成長したなと感じるところはどんなところがありますか? 

 

吉本:経験を重ねて自分の引き出しが増えたなと感じます。こういう時はこうすればいいと色々な選択肢の中からその場に応じて判断できるようになりました。 

 

米田:後輩が入ってきて、引っ張っていかないといけないと思って力んでいましたが、主任から自分がしてきたことを後輩に見せればいいよと言ってもらい、自然に今までしてきたことをしようと思うようになりました。 

吉川:私はずっと小規模で勤務していて、1人勤務が多いのでその場を1人で回す、1人で考える状況が多かったです。それによって自分で考えて行動する力がついたと思います。初めに比べて自分で管理職に何を相談しないといけないかを判断して相談できるようになりました。 

高橋:半年間アルバイトをして、そのままほんわかした気持ちで入職していたのですが、段々と責任感が出てきました。安全への意識や危機管理の意識が高まったり、自立に向けて子どものここは修正しないといけないなと思ったりするようになりました。

どんな時に働いていて楽しいなと思いますか? 

米田:幼児さんがかわいいです。ご飯の準備をしている時等、ふとしたときに「よねちゃん大好き」と言ってくれて頑張れます。担当児童から休みの次の日に出勤したら、「会いたかった~」と抱きついてきてくれて嬉しいです。子どもたちとお互いに大好きと言い合っています。

 

吉川:子どもからありがとうと言われると嬉しいですね。できなかったことが時間をかけてできるようになった姿を横で見ている時に、やっていて良かった、楽しいと思います。 

米田:トイトレに成功したり、嫌いなものを食べられたりした時は子どもより喜んでいる時もあります。

 

高橋:一緒に遊んだり行事に行ったりするのは楽しいです。できなかったことができるようになった成長を見るのも嬉しいですね。蝶々結びができなかった子ができるようになったのを見た時は嬉しかったです。

 

吉川:子どもがぐずっている時の対応も自分の声掛けで収まるとよし!と思います。

吉本:続けてこその楽しさがあるなと思います。8年分子どもの成長を見ることができたのは良かったなと思います。小さかった子が思春期になったり、手を繋いでいた子たちが繋がなくなったり。たくさん子どもたちがいるので感動が多いです。30人分の自転車乗れた!の喜びがあります。卒園式、卒業式、運動会は成長を実感して感動します。頑張っている子どもを見ているだけで感動します。

仕事とプライベートのバランスはどんな感じですか?どんな息抜きをしていますか? 

吉川:趣味に没頭しています。何度も同じ映画を見たり推し活をしたりしています。

米田:好きなものを食べにいったり趣味に没頭したりしています。

 

高橋:2連休があれば友人と外に出かけることが多いです。公休の希望を出せば休みにしてもらえるので、友人と予定は合わせやすいです。

 

吉本:休みの日は飲みに行ってリフレッシュしています。

 

吉川:平日の人が少ない時に休みが取れて遊びやすいですね。銀行や市役所にも行きやすいです。

 

吉本:うちの施設は他の施設に比べたら休みの日が多いと思います。


松柏学園には経験の豊富な職員がメンターとして存在し、

日々の悩みや困りごと等話を聞いてもらえる制度がありますが、みなさんどのように活用されていますか? 

米田:しんどいなと思った時に「聞いてください」と声を掛けると、いつでも話を聞いてもらえます。とりあえず聞くだけ聞いて欲しい時には事務所で声を掛け、しっかり話をしたい時には時間を取ってくださいとお願いをして個別で話を聞いてもらいます。 

吉川:私は小規模勤務なので、どうしても本体に行っても小規模に戻らないと!と思ってしまい、ゆっくり話をすることができないので、声を掛けてもらって時間を作ってもらえるのは大きいです。話を聞いてもらってありがたいです。

 

高橋:いつでも話を聞いてもらえると思えるので、いてもらえるだけで安心感があります。

松柏学園では、新しく入った職員が長く働き続けられるようなフォローの体制を整えています。

休みや給料もしっかりしており、仕事もプライベートも充実させることができます。

新卒の方も既卒の方も、ぜひ一緒にこれからの松柏学園、新しくできたばかりの小規模を作っていきましょう!!